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シマサルスベリ ( Lagerstroemia subcostata )
シマサルスベリの特徴
シマサルスベリの科名・属名
ミソハギ科サルスベリ属
シマサルスベリの和名由来槵
島に生えるサルスベリの意。
シマサルスベリの学名由来
「Lagerstroemia」=M・V・ラゲルストロームにちなむ。
シマサルスベリの別名
アカブラ、タイワンサルスベリ
シマサルスベリの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
シマサルスベリの分布
九州(種子島、屋久島、奄美諸島)、沖縄、台湾
シマサルスベリの葉の特徴
葉の長さは5~10㎝程度の卵状長楕円形。
縁は全縁で、葉先は鋭頭~鈍頭。
葉の両面とも緑色。
葉裏は主脈の腋に毛が生える。
葉は右、右、左、左と互生する。
これをコクサギ型葉序という。
シマサルスベリの花の特徴
6~8月にかけて円錐花序を出す。
花色は白色。
シマサルスベリの実、種子の特徴
果実は楕円形のさく果を付ける。
シマサルスベリの樹皮、枝の特徴
全体の樹皮がはがれ、滑らかになる。
白色~褐色の斑模様となる。
シマサルスベリの育て方
シマサルスベリの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
砂質壌土 | 〇 | △ | ◎ | 〇 | 〇 |
シマサルスベリの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
シマサルスベリの管理方法
耐潮性があり、海岸近くでもよく育つ樹種。
サルスベリよりも病害に強い。
陽樹のため、植樹場所は日向を好む。
耐寒性は弱く、北限は関東地方。
徒長枝が縦によく伸びるため、
枝を元から間引くように
透かし剪定をして樹形を保つと良い。
シマサルスベリの病虫害
・褐斑病
罹患すると、葉に1~2㎜の小さな角形の病斑が生ずる。
やがて肥大化して不整形となり、
病斑の表裏に灰褐色ないし暗緑色の
すす状のカビが発生する。
病状が進むと罹病葉は落葉する。
降雨によって感染が広がると報告があるが、
詳しい生態は分かっていない。
落葉した葉は集めて焼却処分する。
感染が酷い場合は登録された
殺菌剤を散布して対応する。
シマサルスベリの豆知識
公園などによく植えられる樹木。
サルスベリよりも高くなるため、
庭に植える場合は覚悟が必要。
うどんこ病に強い為、
サルスベリの品種改良の片親として
よく用いられる。
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