ザクロの特徴と育て方

植物図鑑

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ザクロ ( Punica granatum )

ザクロの特徴

ザクロの科名・属名

ザクロ科ザクロ属

 

ザクロの和名由来

漢名の安石榴(あんせきりゅう)の転訛。
諸説あり。

 

ザクロの学名由来

「Punica」=カルタゴの の意。
古くは北アフリカのカルタゴ原産だと思われていたため。
「granatum」=粒状の の意。

 

ザクロの別名

セキリュウ、ジャクロ

 

ザクロの分類

広葉樹・落葉樹・雌雄同株

 

ザクロの分布

南西アジア原産

 

ザクロの葉の特徴

葉身の長さは2~5㎝で長楕円形。
縁は全縁で葉先はやや尖るか円い。
葉の表は緑色で光沢があり、
裏は淡緑色で無毛、または毛が少し残る。

 

ザクロの花の特徴

5~6月頃に花を付ける。
花弁は6枚でしわがあり、朱色で目立つ。

 

ザクロの実、種子の特徴

果実は晩夏~秋にかけて熟す。
球形で果実の先端には6裂した萼が残る。
熟すと不規則に開裂し、
淡紅色の種皮を持つ種が露出する。

 

ザクロの樹皮、枝の特徴

枝には無数の棘がある。
樹皮は灰褐色~茶褐色で、
表皮が不規則に剥がれ、枝痕が隆起する。

 

 

ザクロの育て方

ザクロの適正環境

土壌潮害耐寒日照乾燥湿潤
砂質壌土

 

ザクロの暦と管理適期

101112
開花時期
果熟期
剪定適期
移植適期

 

ザクロの管理方法

耐寒性、耐潮性に優れた樹種で育てやすい。
枝には棘があるので剪定時は要注意。
枝が混んでくると虫が発生するため、
透かし剪定を定期的にすると良い。
地際や幹から萌芽枝が吹くので、
元から抜くように剪定する。
春~夏の剪定は花や果実の付いた枝を
切らないよう注意して剪定する。

 

ザクロの病虫害

・うどんこ病
新葉に発生し、葉の両面に白い粉状の菌が付き、
葉が縮れたり波打ったりする。
罹病すると成長が抑制される。
葉の裏に発生する場合もある。
発生が確認されたら病葉は焼却処分する。
また、発見したら早期に散布用の殺菌剤を
1~2週間おきに散布する。

 

 

ザクロの豆知識

果樹として庭によく植えられる樹木。
枝に棘があるため、
防犯のために用いられる側面があった。
種子が沢山付くことから、
子宝に恵まれる縁起木としても植えられていた。

八重咲などの花の園芸品種もある。

種皮は食用で、生食やジャムにする。

漢方では石榴皮(せきりゅうひ)と呼び、
幹や枝、根を用いて
サナダムシの駆除剤として使われた。
果皮を石榴果皮(せきりゅうかひ)と言い、
口内の炎症に用いた。

樹皮や葉、果皮は染料にも用いられる。

日本に渡来した時期は定かではないが、
平安時代には植えられていた記録が残っている。

ギリシャ神話では地獄の食べ物として登場しており、
大地、豊穣のシンボルとして、
また、キリスト教では再生と不死に対する
希望のシンボルとされた。

 

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