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ヤツデ ( Fatsia japonica)
ヤツデの特徴
ヤツデの科名・属名
ウコギ科ヤツデ属
ヤツデの和名由来
八手の意。葉が掌状で多く裂開するため。
ヤツデの学名由来
「Fatsia」=八に由来。
「japonica」=日本の の意。
ヤツデの別名
ヤツデノキ、テングノハウチワ
ヤツデの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄同株
ヤツデの分布
福島県以南~九州の海岸近くの森林など
ヤツデの葉の特徴
葉は互生、掌状で7~11裂する
葉身の長さは20~40㎝。
葉縁は鋸歯があり、裂片の先は尖頭。
葉の表は濃緑色で光沢があり、
裏は淡緑色で脈の基部に毛がある。
ヤツデの花の特徴
11月頃に大きな円錐花序を付ける、
花の色は白く、花弁は5枚。
ヤツデの実、種子の特徴
果実は球形で、花の付いた翌春に向けて
黒熟していく。
ヤツデの樹皮、枝の特徴
若い枝は緑色。
幹は全体灰白色で平滑。
ヤツデの育て方
ヤツデの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | ◎ | 〇 | △ | △ | 〇 |
ヤツデの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ヤツデの管理方法
典型的な陰樹で、日陰と湿地を好む。
日差しには弱い為、
必ず半日陰~日陰に植える。
耐潮性が強く、海岸近くでも植えることができる。
寒冷地では成長が遅く、枯れこむことがある。
ヤツデの病虫害
・そうか病
罹病すると若葉や葉柄、茎や枝に
淡褐色の斑点が生じ、盛り上がる。
症状が進むと病斑に穴が開き、
変形や縮れが生じる。
病原菌は雨風による感染や
昆虫による媒介が原因だと考えられている。
罹病部は切除して処分する。
ヤツデの豆知識
和風の庭で陰樹や目隠しの木として
よく使われる樹木。
常緑で丈夫な葉を持つことから、
魔除けのために庭に植えられた。
園芸品種が多く、斑入りのヤツデもある。
観葉植物にも用いられる。
葉や茎にサポニンを含み、
去痰薬にされた。
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