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ミツバツツジ ( Rhododendron dilatatum)
ミツバツツジの特徴
ミツバツツジの科名・属名
ツツジ科ツツジ属
ミツバツツジの和名由来
枝が三叉することが由来。
ミツバツツジの学名由来
「Rhododendron」=「Rhodon 赤い」+「dendron 木」。
赤い花を付ける木の意。
ミツバツツジの別名
ミツマタツツジ
ミツバツツジの分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
ミツバツツジの分布
関東、東海、近畿地方の山地
ミツバツツジの葉の特徴
葉の長さは4~7㎝程度の菱形状広卵形。
縁は全縁で波状となり、
先端は尖り腺状突起がある。
葉の表面は緑色で腺点が散生し、
葉裏は淡緑色。
秋には紅色~紫色に紅葉する。
ミツバツツジの花の特徴
4~5月頃、5裂した漏斗状の
紫紅色をした花が咲く。
ミツバツツジの実、種子の特徴
果実は円錐形のさく果で毛が密生する。
ミツバツツジの樹皮、枝の特徴
枝は一か所から3本に分岐する。
樹皮は茶褐色。
ミツバツツジの育て方
ミツバツツジの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | ◎ | 〇 | △ | 〇 |
ミツバツツジの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
ミツバツツジの管理方法
日向~半日陰を好む樹種。
株立状の自然樹形がきれいな為、
樹形管理は透かし剪定で整えていく。
冬季の剪定は花芽を切ってしまうので
注意が必要。
ミツバツツジの病虫害
・ツツジグンバイ
成虫は体長3~4㎜、頭部は褐色で全体は黒色。
背面は白色で、羽は軍配の形をしている。幼虫は黒褐色。
年4~5回発生し、花木の落葉下で越冬する。
4月に成虫は葉の裏に乳白色の卵を産み付け、幼虫は5月に孵る。
葉の裏で吸汁し、被害葉は白斑がカスリ状に現れる。
葉の裏にはタール状の黒色糞が残る。
風通しが悪く高温乾燥の条件下で多発する。
罹病時は、適用農薬を葉裏に散布するようにする。
土壌用の農薬もある。
ミツバツツジの豆知識
和風の庭や雑木の庭でよく使われる樹木。
コバノミツバツツジや
キヨスミミツバツツジなど
近縁種が多い樹種。
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