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オリーブ( Olea europaea )
オリーブの特徴
オリーブの科名・属名
モクセイ科オリーブ属
オリーブの和名由来
英名のoliveから。
オリーブの学名由来
「Olea」=油質のの意。
「europaea」=ヨーロッパの の意。
オリーブの別名
ホルトノキ、カンラン
オリーブの分類
広葉樹・常緑樹・雌雄同株
オリーブの分布
北アフリカ、地中海沿岸
オリーブの葉の特徴
葉は対生。
葉身は2.5~6㎝の披針形。
葉先は尖り、縁は全縁。
葉の表は灰緑色で、裏は灰淡緑色。
両面とも鱗状毛が散生する。
オリーブの花の特徴
5月頃から黄白色の小花を付ける。
花弁は4枚で芳香がある。
オリーブの実、種子の特徴
秋頃、楕円形の果実が黒熟する。
オリーブの樹皮、枝の特徴
枝や幹は灰色~灰緑色。
幹の表面は平滑だが、
老木になるとひび割れてくる。
オリーブの育て方
オリーブの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | 〇 |
オリーブの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
オリーブの管理方法
乾燥や潮風に強い樹種。
苗は耐寒性に乏しい為、
植樹場所によっては養生が必要。
徒長が伸びやすい為、
定期的な剪定が必要。
オリーブの病虫害
・オリーブアナアキゾウムシ
日本在来の昆虫で、
成虫の体長は10~20㎜程度。
体色は薄い茶色と黒が入交り、
粒状の隆起が背面全体に見られる。
夏場に活発に幹を食害し、
樹幹内に産卵する。
防除は定期的な剪定で風通しを良くする。
また、枯れ葉にも潜伏するため、
幹元の枯れ葉は処分する。
被害が現れたら登録農薬を適量散布する。
オリーブの豆知識
洋風の庭で大人気の樹種。
病虫害、耐潮性、乾燥にも強く
育てやすい。
実からは油が採れる。
オリーブ油は古代ローマ時代から
食用、医薬品、化粧品、
灯油として用いられた。
未熟の果実は主に酢漬けにして
食用される。
材は細工物に用いられる。
葉は豊穣や平和のシンボルとして
装飾に用いられる。
紀元前3000年頃にはシリア地方で
栽培が始まっていたとされる。
日本に渡来したのは1861~1864年
だと言われている。
花言葉は「平和」。
ギリシャの国花。
香川県の県木、県花。
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