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クサギ( Clerodendrum tricotomum)
クサギの特徴
クサギの科名・属名
クマツヅラ科クサギ属
クサギの和名由来
葉に臭気があることから。
クサギの学名由来
「Clerodendrum 」=「cleros 運命」+「dendron 樹木」。
セイロン島で2種が注目され、
それぞれ「幸運の木」、「不運の木」と呼ばれたため。
「trichotomum」=3分岐の の意。
クサギの別名
クサギリ、クサギナ
クサギのその他分類
広葉樹・落葉樹・雌雄同株
クサギの分布
北海道~沖縄の山野
クサギの葉の特徴
葉は5~12㎝の広卵形。
葉の付き方は対生で、
片方の葉が大きくなる。
縁は全縁、、または僅かに鋸歯があり、
葉先は鋭く尖る。
葉の表は濃緑色で、裏は緑色で
両面ともに脈上に毛がある。
クサギの花の特徴
夏頃、枝先に集散花序を付ける。
花色は白色~淡紫色の筒状花。
クサギの実、種子の特徴
球形で青紫色~瑠璃色の果実が付く。
萼は鮮やかな紅色。
クサギの樹皮、枝の特徴
枝や幹は灰褐色で、
隆起した皮目が目立つ。
クサギの育て方
クサギの適正環境
土壌 | 潮害 | 耐寒 | 日照 | 乾燥 | 湿潤 |
壌土 | △ | 〇 | ◎ | △ | 〇 |
クサギの暦と管理適期
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花時期 | ||||||||||||
果熟期 | ||||||||||||
剪定適期 | ||||||||||||
移植適期 |
クサギの管理方法
日向を好むが、日陰でも育つ。
枝が混んできたら元から抜き、
自然樹形を保つように剪定する。
移植や剪定の適期は
落葉してから3月ぐらいまでの間。
クサギの病虫害
・シモフリスズメ
成虫は開張11~13㎜程度で
前翅は灰色で黒い波状紋があり、
後翅は黒色。
幼虫の体長は80㎜程度で淡黄色。
斜めの白色帯が7本模様として現れる。
年2回発生で、幼虫は6~8月に発生する。
幼虫は葉を加害する。
確認し次第、捕殺して防除する。
クサギの豆知識
雑木の庭や和風の庭に合う樹木。
公園の緑化樹としても用いられる。
果実は「常山の実」と呼ばれ、
青緑色の染料に用いられた。
若葉は茹でて食用にする。
茎葉の煎液はリュウマチや高血圧に、
根皮の煎液は利尿に用いる。
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